心を込めて点てました
7日と10日に年長組で茶道の時間がありました。今回は、自分で点てたお抹茶をご家族の方にご馳走する日だったのでこども達は以前から楽しみにしていました。床の間に掛けられた『高砂の爺婆』のお軸を見てこども達は「髪の毛が白いからお年寄りだね」「鶴と亀がいる!」とおめでたい物尽くしの絵をじっくり眺めていました。また、床の間に飾られた色とりどりのお花の名前を聞き「撫子はなでなでして育てるんだよ!」とつぶやくかわいらしい姿もありました。
楽しみにしていたお菓子は、親子で一足の『ぽっくり』です。「七五三で下駄履いたよ」「あんこが入ってる!」と嬉しそうにいただきました。
いよいよ、こども達がお茶を点てる時間です。茶筅を一生懸命上下に振って心を込めて点てたお茶を味わうご家族の姿を見つめるこども達…。「おいしいです。ありがとう!」と言葉をかけられ、満足したように微笑む姿は印象的でした。「飲んだところを指で拭いて」としっかりと所作まで伝える姿はとても頼もしかったです。
保護者の皆様には普段の元気いっぱいの姿とはひと味違うお子さんの真剣な表情をご覧いただけたのではないでしょうか。次回の茶道の時間は、新年を祝う初釜を年長組全クラスで行います。お茶会の雰囲気を味わえるようにしていきますのでお楽しみに!