感謝と思いやりの心
5日と10日に年長組で茶道の時間をしました。今回は最後の茶道の時間ということでいつも以上に楽しみにしていたこども達です。「お先に」「どうぞ!」のあいさつをしてお菓子を頂きました。今回は春が間近ということで、雪と土の下に隠れている植物の芽吹きが感じられるように『いちご大福』でした。床の間に掛けられたお軸は茶道の祖である『利休翁』で、こども達からは「聞いたことある名前だね」「知っているよ」等の声が聞かれました。
自分の好みの量のお茶を茶碗に入れてもらいシャカシャカシャカ…お茶を点てるのは三回目ということで茶筅の振り方も慣れた様子でした。
一年間見てきたお軸についてもしっかり覚えていて、副園長先生と担任の話も姿勢を正して聞いていました。茶道の時間を通して少しずつ感謝と思いやりの心を知ったこども達ですが、今後もこの心を大切にしていって欲しいものです。