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毎日感じることを大切に

皆さんは最近”嬉しい”と感じたことはありますか?幼稚園には、嬉しかったことや楽しかったことをたくさん話してくれるこども、苦手なことにチャレンジしているこども、時には嫌なことがあっても自分たちで解決しようとするこどもなど様々なこどもたちがいます。私はそんなこどもたちの姿から嬉しく感じることがたくさんあります。

こどもたちからもらう感動

鶴ヶ谷幼稚園では給食を園で作っています。給食の時間では、進級当初に比べ自分から苦手な食べ物に挑戦するこどもたちが増えました。給食を準備するときに、「先生、今日は全部食べるよ!」「いっぱい食べて大きくなるんだ!」と話し、様々な食材をもりもり食べている姿が見られています。日々少しずつ挑戦できる量が増えたり、食べられたときはきらきらの笑顔で教えてくれたりするこどもたちの姿を見ると、とても嬉しく感じます。

行事では

幼稚園には親子遠足、運動会、発表会、ハロウィン、クリスマス会など季節ごとに様々な行事があります。続いては私が行事を経験して感じたことをご紹介します。

運動会

こどもたちは身体を動かすことが大好きです。運動会で行なう大玉転がしでは、大玉を見て「こんなに大きな玉を転がせるかな…」と不安になるこども、転がすときにコントロールが難しく競技に前向きではないこどもの姿が見られていました。こどもたちの気持ちを受け止めながら活動を重ねると、徐々に自信に繋がり、「友達と気持ちを合わせてやってみよう!」と協力しながら取り組むようになり、こどもたちの成長を感じました。

運動会
発表会

うたを歌ったり台詞を話したりする発表会では、こどもたちは初めての役や台詞に戸惑ったり緊張をしたりしていました。一つひとつの場面を何度も繰り返して行なったり、姿を十分に認めたりしながら活動を重ねました。本番では、保護者の皆様の前で元気に楽しそうに発表をすることができました。保護者の皆様からも「感動しました」「笑顔のこどもたちを見て嬉しくなりました」と感想をいただき、私自身も自分のことのように嬉しかったです。

発表会

職員室で感じる”嬉しい”

学生の皆さんも困ったことや嬉しかったことをたくさん経験していると思います。私も様々なことを経験しました。特に1年目の頃は幼稚園のこと、こどもたちのこと、職員室での仕事など分からないことがたくさんありましたが、先輩の先生方が一つひとつ丁寧に教えてくださりたくさん助けていただきました。同時に先輩と話ができたことに嬉しさを感じました。

最後に…

仕事を行なっていると、クラス活動や行事と新しいことが様々あり、先輩方の姿を見て学びの多い毎日を送っています。ときには失敗し落ち込むこともありますが、可愛らしいこどもたちと一緒に過ごして成長を近くで見ると、自分のことのように嬉しく感じます。これからも知識を深め、学ぶ姿勢を大切にしながら過ごしていきます。

帰りの会

令和2年4月採用 3年目 酒井